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相関係数

今日もあやふやになっていたので、復習…。 ①相関とは  2つの変数間に存在する関連性のこと。 ②相関係数とは  2つの変数間に存在する関連性の強さを数値で表したもの。-1~1の値をとる。相関係数=0なら、無関連とい...
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EZR勉強4:NNT

例:脳梗塞のハイリスク患者に、新しい降圧薬とプラセボ薬でランダム化割付試験を行った。脳梗塞発生のリスク比は0.82(P<0.001)だった。プラセボに比べて18%の発生リスク減となる。このリスク比からNNT(何人にこの新薬を投与すると、1...
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EZR勉強2:分散分析と多重比較

3群以上での比較を行うときはどうすればよいのか。A群とB群。B群とC群。C群とA群。というように、それぞれ2群ずつでt検定を…これはもちろん×。なぜか。「見すぎによる出すぎ」の問題が起こってくるから。一つの比較につき5%は「まぐれあたり」...
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EZR勉強1:t検定を行う前のチェック

Stataが一通り終わり、しかし実際には環境面などからEZRを使用することになりそうなので、EZRの勉強を再び。 t検定を行う前に、両群でアウトカムデータが同様にばらついていることを確認する。これは「2群の等分散性の検定(F検定)」...
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アウトカムの型と、したいことによる、統計手法の選び方の表

連続変数2値変数生存時間記述統計平均・標準偏差    ヒストグラム頻度、割合2×2表カプランマイヤー曲線単純な群比較 単変量解析平均値の差t検定Wilcoxon検定リスク比推定カイ二乗検定Fisherの正確検定発生率比推定ログランク検...
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傾向スコア分析

わかる範囲で、未来の自分への覚え書き。 ①傾向スコア分析とは?  1985年にRosenbaumとRubinが提案。患者の背景因子の違いによって治療法AとBの効果を正しく評価できない(交絡が生じている)→交絡の影響を除去して疑...
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Stataのコマンドその7(生存時間解析)

①生存時間解析の宣言  まず、生存時間解析を行うよ~ということをStataに教える。 stset 時間変数,failure(打ち切り変数=数値)   時間変数…追跡期間(日数など)を入力する   打ち切り変数…追跡...
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「もしあなたが臨床研究を学んだら…」を読んで

自分レベルの人に内容を説明するつもりで、覚え書き。 ・CQがなかなか思いつかない→ヒントになること:患者さんが困っていること、自分達医療者が困っていること、日常的に行っている医療行為にふと疑問を覚えたとき。 ・自分が思い浮かべ...
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Stataのコマンドその6(ロジスティック回帰分析)

①ロジスティック回帰分析とは アウトカム変数が2値変数(疾患のある、なしや生存、死亡など)である場合に用いる分析。結果をオッズ比で算出する。オッズは、「ある事象が起こる確率÷ある事象が起こらない確率」。オッズ比は、2つの群でオッズ...
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Stataのコマンドその5(推定値)

いよいよ付いていけなくなってきつつある…。自分レベルの人に、なんとか説明できる範囲で説明してみる。 ①predict 前回、その4で取り上げた線形回帰分析は、以下のように行うのだった。 regress アウトカム変数 要...
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