臨床研究「できない」が「できる」に変わる、を読んで

役立つ情報がたくさん。

・QMentor…臨床研究のリサーチクエスチョンを明確にするのを手助けするアプリ

・自分の病院のDPCデータは院内の倫理審査を経ていれば問題なく研究用に使える。…ある疾患の人をピックアップして、入院期間などを知るのに使えるか?

・査読者が評価するのは、リサーチクエスチョンが重要かどうかと、科学的な妥当性・信頼性の2つである。

・RevMan…メタアナリシス、系統的レビューを実施する際に使用できるソフト

・Mendeleyなど、Youtubeで操作法をみるとわかりやすい

・Rayyan…系統的レビューの際にスクリーニングを効率的に行える。SRWSの動画など参照。

・自分の研究計画書が出来上がったら、バイアスがどの程度あるか、そのバイアスを避けるために何ができるかを考える。それに役立つのがQUADAS-2。

以上、完全に自分のためのメモ。

本全体の感想としては、実例で、臨床疑問⇒先行研究調査⇒研究デザインを考える⇒臨床に還元できるかという視点でさらに検討、という流れが具体的に示されていて、わかりやすかった。また、いろいろなソフトの使用方法について、動画があるかどうか調べるという頭すら無かったので、今はそんな手があるのねと。

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