便秘の治療 その3

前回4月に書いたものの続き、ではないのだが、また便秘の話。

①便秘の食事療法

食物繊維!というが、2種類あり、働きが異なる。 

(1)水溶性食物繊維

 腸内細菌叢を育てる働き。アボカド、ゆりね、山芋、海藻類

(2)不溶性食物繊維

 便量増加、便通促進。えのき、インゲン豆、アーモンド、おから。

②下剤性大腸症候群とは

少量の軟便を頻回に排出。最終的には重度の難治性便秘になる。大腸平滑筋や筋層間神経叢が障害された状態。大腸の収縮能が低下、低緊張の弛緩状態と腸管過長。

低カリウム血症となる。大腸からの蛋白漏出や吸収障害による脂肪便となる。

③新規便秘薬の使い分け

効果としては同等なので、下記のような特徴を考慮して患者ごとに選ぶ。

ルビプロストン:若い女性に嘔気を生じやすい

リナクロチド:内臓知覚過敏の調整作用がある

エロビキシバット:便意の回復が得られる。

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