肝臓

肝線維化, NAFLD, MALFD

自分用まとめ。2023/2/10追記。 ①NAFLD NAFLDは、成人人口の25%いる!そのうち、25%がNASHに進展し、さらにそのうち数%が肝硬変まで進展する。 これだけ有病率が高いということは、健康診断などで脂肪...
消化管

エンテロタイプ

①エンテロタイプって?2011年、Arumugam et al.(Nature)によって、ヒトの腸内細菌叢が3つのタイプに分けられることが報告され、この分類を「エンテロタイプ」と呼ぶことも提唱された。 ②Arumugam et al...
胆膵

膵嚢胞性疾患

<IPMN> 2006年IPMN国際ガイドラインではadenoma→carcinoma in situ→invasive intraductal papillary carcinomaであったのが、2017年GLではlow-grad...
肝臓

肝移植 自分的ポイント

・脳死肝移植は日本では年間100例に満たない。 ・アルコール性肝硬変では、脳死肝移植には18か月以上の禁酒が必要。生体肝移植には6か月以上の禁酒が必要。 ・非代償性肝硬変で、大量胸水や、難治性胃食道静脈瘤を合併するときには、C...
専門以外

CV抜去時の留意点

CV抜去時に、血管と皮膚との瘻孔から空気が血管内に入り、右心室の流出路が閉塞して右心不全に至ったり、卵円孔開存がある場合は左心系まで空気が入って脳空気塞栓症をきたす可能性が示唆されている(成人の約20%に卵円孔開存がある)。 特に透...
肝臓

自己免疫性肝炎へのステロイド留意点

2014年のAIHガイドブックを参照。 開始量としてはPSL30~40㎎/dayが一般的で、それを2週間程度続ける。 ALTの改善を確認した後、1~2週毎に5mg/dayずつ減量する。ALTの改善が不十分であれば、もっと遅く、...
感染症

カテーテル関連血流感染症(主に黄色ブドウ球菌)

2017GLや各種書籍等読んでのまとめ。 ①診断 末梢から2セットの血培を採取。カテから1セット取ってもよい。カテ先培養は先端5cmを提出。 ②疫学 コアグラーゼ陰性ブドウ球菌・黄色ブドウ球菌が60-90%を占める...
肝臓

カルニチンと肝疾患

①カルニチンとは? 生体の脂質代謝に関係するビタミン様物質。 ②その作用で、アンモニア代謝と関連するものは? ・内因性解毒剤としての作用 有害なアシル CoA のアシル基と遊離カルニチンが結合→アシルカルニチンとな...
肝臓

亜鉛と肝性脳症

・亜鉛の細胞内外での働き…シグナル伝達因子 ・肝疾患患者と亜鉛の関係肝疾患→肝臓の尿素回路系の機能低下→BCAA欠乏→肝性脳症 亜鉛は尿路回路系のオルニチントランスカルバミラーゼ(OTC)の活性に必須であるので、亜鉛不足では尿...
呼吸、循環

クリニカル・シナリオ

<クリニカルシナリオとは> CS1:相対的体液過剰の病態。sBPが140mmHgより高い。→血管拡張薬+利尿薬 CS2:絶対的体液過剰の病態。sBP100~140mmHg。→利尿薬+血管拡張薬 CS3:低心拍...
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